Aqua Light

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2007.12.3  Aqua Light 管理人:水月

声はすれども…

昨日のこと。

会社が終わって、いつも通り親に駅まで迎えに来てもらって帰宅しました。

家に着くと、角の部屋に明かりが点いたのが見えました。今、家にいるのは兄ひとり。普段、兄は立ち入らない部屋なので不審に思っていると、玄関から兄が出てきました。

「さっきから、猫の声がするんだ」と。

外が良く見えるように兄は部屋の明かりを点けたのです。しかし、外は霧雨であまり長居したい状況ではありません。「猫なんか、いいでしょ」もう声もしないし、と三人で家に入ろうとしたとき。

───ニヤォ!

子猫の鳴き声が、たしかに聞こえました。
たぶん、兄の車の下からです。試しに私が「にぁお」と呼び掛けてみると、また─ニヤォ!と声が返ってきました。
しかし、車の下にいるのなら普通は近くで人間がうろうろした時点で、どこかに逃げて行きそうなものです。それなのにこの猫は、兄の話によると数十分前から、ここで鳴いているらしいのです。
「もしかしたら、怪我でもして動けないのかも」気になって車の下を覗きますが、暗くて見えません。
「懐中電灯とってくるわ」母がとって戻ってくる間も、猫はニャオニャオ鳴いています。弱ったような声ではないのが救いでした。が、子猫にしては力強く大きな声で鳴いていて、なにか危機的状況にあることを思わせます。
懐中電灯が来ました。車の前方から覗いてみると………猫の姿はありません。「タイヤの陰にいるのか?」そう思い、今度は車の右側から覗きます。しかし、猫の姿は影も形も見当たりません。

そういえば、先ほどから鳴き声も聞こえません。「目を離した隙に、暗闇に紛れて逃げたか?」そう思って諦めようとすると

───ニヤォ!

やっぱり、猫の声がします。
どう見ても車の下に姿はないのに………。

つづく?
[ 01:32:15 2008/08/02 ] | 日常 | CM(0) | TB(0)
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