Aqua Light

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2007.12.3  Aqua Light 管理人:水月

羊のうた

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 先日読んだハツカネズミの時間の作者冬目景さんの漫画。
 古本屋でハツカネズミの3巻を探していたらこれを見つけたので読んでみたらやっぱり面白かった。「なんか聞いたことあるタイトルだな〜」と思ったら実写映画化してました。主演・小栗旬(縁があるな/笑)うーん、もし小栗くんが主人公を好演してくれてたら小栗くんを好きになれるかも・・・・!?

 主人公の高校生・高城一砂(かずな)は幼い頃に母を亡くし、父の友人夫妻に引き取られた。ある日、子供のころの夢をみた一砂は導かれるように昔家族で住んでいた家を訪れる。そこで、ほとんど記憶に残っていなかった一つ違いの姉・千砂(ちずな)と再会する。そして千砂から、高城家に遺伝する"奇病"―血が欲しくなる病―について聞かされる。それと前後して、一砂にも自覚症状があらわれ・・・・。

 「血が欲しくなる」というのが、官能的かつ背徳的で大変よろしいです(自称サディストとしては流血シーン萌え)。イヤラシイ描写はないのに、そこはかとなくエロい漫画です。そして漫画全体を通して流れる暗い空気感、好きな人間にはたまりません。

 暗い空気感もそうですが、登場人物の性格設定が、ハツカネズミと似てるなーと思いました。主人公は普通の性格の良い男の子なんだけど、酷く冷静な一面があり、異様に色恋に疎い(笑)女の子は、黒髪長髪の美人で、大人びており冷淡。きっと作者がこういうのが好きなんだろうなーと思ったら、作者はどっかのインタビューで千砂を「自分の想像の理想の性格」だと言っていたそうです。やっぱりね(笑)
 それから、話の展開がはやいのも冬目さんの特徴なんだろうなーと思います(まだ2作品しか読んでないけど)。誤解やすれ違いで話がもたつく、ということが一切無い。世の中には誤解とすれ違いによる話のもたつきこそが物語の本筋の作品もいっぱいあるのにね(笑)ちょっと説明的な文章が多くもあるのですが、理性的で暗くて楽しいから良し、です(笑)
 確かにワンパターンかも知れませんが、私もこういうのが好みなので、ただただ読んでて楽しいです。

 あと、主人公に思いを寄せる女の子・八重樫さんが好きです。彼女が普通の女子高生じゃなく、ちょっと変わった子なのが良いです。あと、千砂に心奪われている水無瀬(みなせ)医師。彼の現実的なんだけどやや破滅的なところも良いですね。ついでに、個人的には千砂の部屋着が着物ってところも好き。

 本当はもっと暗い落ちになる予定だったのが、少し救いのある終りになったそうなのですが、個人的には、暗い落ちを見てみたかったなーという思いがあります。

 (落ちに関して、続きに一言あります、ネタばれ注意)






(ここはスペースです)






(ここはスペースです)






(ここはスペースです)






(ここはスペースです)






(ここはスペースです)






うーん。私、記憶喪失落ちってダメみたい。
それまでのことがなかったことになっちゃうって、イヤだな。
まぁ、一砂を日常に戻すには、それしかないんだけど。
[ 00:16:16 2008/02/21 ] | 漫画 | CM(0) | TB(0)
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